2007年11月30日金曜日

先日の寒さは何処へやら、ここ数日は富山には珍しく暖かい日が続いています。そのせいばかりではないと思いますが、クリスマスローズが結構開花しています。



あわてるなよ。こんなに早く咲いてどうする?と声をかけながら今日は親株の移動をしました。そんな中で、Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6 かなり開花が進んでいるグループを見つけました。この株たちはそろって'07年の2月に初花として開花した'05年採種のグループです。



つまり早く花が咲くことを目標の一つに育種したもので、これで2年続けての早咲きが証明されたわけである意味私の考えが当たっていると実感できた瞬間でもあります。



私の考えるクリスマスローズのパフォーマンスとは、



先ず、花色が鮮明で丸弁カップ咲き、横向きに咲く ・・・・エトセトラ・・・・。は当たり前で、ここからは35年のGrower(生産者)としての立場から早咲き、多花性、揃いのよさ、成長スピードが速い、丈夫。等が必要と考えています。



そして私の考えの片鱗を見せてくれたのがこの画像の株たちです。手元にある他のブリーダーの株と比べた場合、明らかに成長スピードが違うのです。



このことから、今までは花の改良のみに重点が置かれ、育てやすさ等々の視点が欠けていたのでは?等と思ってしまいます。これで私の目指す方向がはっきりと見えてきました。



最後に、未だ気温が高いので画像の花は本当の色が出ていません。



でも、この時期この位の色が出ればまあまあでしょ。



Photo_7



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