11月にしては暖かい日が続いています。
原種シクラメン・コウムの親株候補たちを植え替えていると
何やら、株もとに丸い粒が・・・・・・。
良く見ると、今年の冬に咲いた花からの
こぼれダネが
発芽しているではありませんか、
三姉妹と言ったところでしょうか
透き通ったまーあるい球が球根、
茶色の部分が種子で、間もなくその茶色の種皮をスポッと脱ぎ捨て子葉が顔を出すことでしょう。
赤ちゃん球根の大きさは爪楊枝の頭くらいです。
左側のやや青みがかったのが親シクラメンの球根(塊茎)
良く見ると一番奥の子は種皮も脱ぎ捨て子葉を展開しようとしていますね。
手前の球根の葉柄の付け根にポチッとした突起が分かりますか、
ここから本葉を展開させる芽点です。
シクラメンの種を播くと、30日程で発芽が始まります。
まず、種から根を伸ばし始めます(発根)
次に根(茎)の途中が膨らみ始め球根を作ります(植物学的には塊茎)
次に種皮を脱いで子葉を展開させます。
我が子と同じように
原種シクラメン・コウムの子達(種子)も親の側が一番居心地が良いようで、特別な管理をしなくても
自然に発芽してきます。
開花を迎えるまであと1~2年、頑張ってほしいものです。
親のほうは塊茎(球根)の頭頂部に沢山の花芽を付けています
中にはピンクに色付いて蕾になっているのもいます、
12月上旬には開花することでしょう。
ちなみに下の画像は、今年の冬のガーデンの様子です。
寒さに強くて、雪の中でも咲く、こぼれダネで増えていく、
原種シクラメン・コウム。
皆さんも、育ててみませんか。
近日中に
私共のネットショップhttp://matsuura-engei.shop-pro.jp/でも販売予定です。[E:wink]
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