8月下旬の雨模様の毎日とは打って変って今月は晴天続きのうえ空気も乾燥していて潅水作業に追われる日々が続きます。
日中は30℃前後とかなり暑いのですが最低気温は20℃前後で朝方はとても爽やかな気候です。
原種シクラメン・コウム(冬咲き)の親株の鉢に6月の採種のおりこぼれダネをそのままにしてして様子を見ていた種が発芽していました。(シャープペンシルの先をご覧下さい。茶色いのが種でその右側が発根して球根(塊茎)を形成している所です。)
シクラメンの発芽プロセスは最初に種子より根が伸長しまして、次にその途中が膨らんで球根(塊茎)を形成します。その後種子部(画面左側の茶色の部分)を地表部より持ち上げて新葉の展開を始めます。(画像の状態は上部の覆土を取り除いて見ています)
画面右上方のやや緑がかった球根が去年発芽して1年を経過したものです。
発芽適温は15℃~18℃なのにもう発芽しているなんてビックリです。やはり「親元のそばが一番好い」と言う事なんでしょうか。
画像の中で発芽しているのと同じ、今年の6月に採種した種子はまだ保管庫に入ったままですが、早く播いてあげないといけませんね。
やはり、「自然がお手本です。」
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