おわら風の盆

午前中はフェーン現象気味の青空、一転午後は曇り空のち雨。台風9号の影響か怪しげな雲の動き。

先日（3日）、二百十日の厄日（ちょうどこの頃、台風の襲来がよくあった）に豊穣を祈る越中八尾の「おわら風の盆」を見に行ってきました。

越中で立山　　　

加賀では白山

駿河の富士山　三国一だよ　　　で始まる「越中おわら」節

各町内ごとにそろいの衣装で町流しです。

山間の小さな坂の町に9月1日、2日、3日間で二十万人もの観光客が詰めかけます。

私も同じ県内に住んで居ながら、初めて見物に行きました。

いや～、感動です。

三百年の歴史と抒情豊かで気品高く、面々として尽きぬ哀調の中に優雅さを失わぬ詩的な歌と踊りです。

こちらは聞名寺の御御堂で保存会のみなさん。

本日のベストショット。

このシーンは終盤間際にほんの一瞬しか有りません、瞬きして見られなかった人は365日後の来年の「おわら風の盆」でしか巡り合えません。

深夜になると町内ごとに輪踊りが始まり、観光客のみなさんも踊りの輪に加わることができます。

さらに夜も更けていくと観光客の皆様が帰途におつきになった後、町内の有志による自分たちの本当の「おわら風の盆」がはじまる、らしいです。

明日（8日）明後日（9日）は台風9号の直撃を受けそうです。ハウスやヘレボたちを台風から守らなくてはなりません。

「おわら風の盆」の御利益で、台風がそれてくれるとありがたいのですが。