5日間連続で30℃を越える真夏日が続いて、今年は空梅雨か?などと思っていましたら、今日の明け方から雷鳴が轟きそれこそバケツをひっくり返したような大雨で、僅か2~3時間で130mmの降雨量を記録しました。それでも日中は晴れて最高気温は28℃を越え梅雨らしい蒸し暑い一日でした。
ヘラボレス(クリスマスローズ)の種子を湿潤保存する為にはたしてどの位の水分が適当なのだろう?と考えてみました。
自然状態ですと種が熟すると種莢がはじけて種子が株元に落ちて、それが夏を経験してさらに冬を経て翌春芽を出すはこびとなります。(こぼれ種は意外とよく発芽してくると思いませんか?やっぱり親元が一番良いんですかね・・・・・。)
私はパーライトのなかに埋めて保管していますが人によっては土中保存をする場合もあるとか。
そこで、居心地の良い親元の水分はどのくらいだろう?。と、
(鉢土の表面は指で押さえるとやや湿り気を感じる程度)
これは水分を測る機械です、センサーを土中に差し込んで暫らくすると、
こういう具合に○○.○%と水分量を示してくれます。結果は予想どうり、体感的な経験を数値で実証しました。これは大事なことで経験を積み重ねた上の感であっても科学的な実証が必要だと思います。
お知らせ
クリスマスローズの種子販売のお問い合わせを頂いていますが、腐敗の恐れがある夏の処理期間を過ぎて安全を確認した9月頃から開始したいと思います。今しばらくお待ちください。
一方ではこんな事もしています。クリスマスローズに使用しているカラーポットですが、色によってポット内の地温にどのように変化があるか
内部にこの様な(1円玉程度の大きさ)センサーを埋め込んで毎日の温度変化を15分間隔で記録しています。
春先にも実施しましたが色によってかなりの温度差があるんですよ。もちろん土壌の種類、水分含量によっても変化します。
こうして体感的な経験を裏打ちしながら一歩、一歩前へ行きます。
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