今日の最低気温は19℃、最高気温が23℃で湿度が60%と、とても爽やかな一日でした。今日は原種シクラメンの種まきについて
鉢底に赤玉土を少し入れてから、緩効性の肥料をパラパラ(画像の白い粒)
さらに赤玉土を鉢の八分目程度まで入れます。
ハガキなどの厚紙を利用して、紙の端をトントンと叩くようにして、種子を一粒ずつ落としていきます。(種の大きさはゴマ粒より少し小さめで不定形)
こんな感じで、9cmポットに30粒程度播いていきます。
播き終えたら、覆土を5~6㎜程度の厚さにします。今回は赤玉土(画像の上段)単用とバーミキュライト(画像の下段)単用の二種類でして見ました。
終わったらタップリと潅水をして、これで終了です。後は半日陰で乾かさないように管理しますと、一ヶ月後に発芽してきます。
ところが、こんなめんどくさい事をしなくても、もっと簡単な方法もあります。
これは去年、種採株の周りにこぼれ種で発芽してきたチビ苗です。敷き詰めたようにたくさん生えているので一本引き抜いてみました。
去年の状態はhttp://matsuura-engei.cocolog-nifty.com/blog/cat12402352/index.html
こちらの2000年9月14日の記事をご覧下さい。
こちらが現在(発芽してから一年後)の様子です。小指の先よりも小さい球根ですが今冬開花予定の蕾も確認できます(シャープペンシルの先が示す部分)、もちろん新葉も数本動いています。
クルッと曲がっている先端が、外を向いているのが花芽、内を向いているのが葉芽です。
つまり、親の鉢縁に播いておけば、もしくは採り播きしておけば、季節が来れば勝手に発芽して育っていくということです。
クリスマスローズも同じ傾向ですが、やっぱり親の傍が一番良いんでしょうね。
こんな具合で、原種シクラメン・コウムはこぼれ種でどんどん増えて、丈夫で長生きのシクラメンです。(もちろん、花も可愛い!)
はじめまして
返信削除原種シクラメンの実生で、いつも不思議に思うのですが、園芸用のシクラメンは実生に腐葉土を使ったり、熱湯消毒したり、するのですが、こんな簡単な実生用土でいいのですか?
hiroro689さん
返信削除はじめまして。
おはようございます。
こんな簡単用土で良いんですよ!清潔な用土であれば問題ないと思います。
病気の問題よりも、湿度(水分管理)さえ充分であれば今の時期なら100%発芽します。
ちなみに、コウムの栽培用土はクリスマスローズと同じものを使用しています。こちらも,とくに問題はありません。
はじめまして!
返信削除去年から、クリスマスローズやクレマチスにはまっています。
最近は、原種のシクラメンにとても興味があり、寒冷地に住んでいることもあり、今回クリスマスローズと合わせるために原種のシクラメンを2種類手に入れました。
一つはヘデリフォリウムで、もう一つはコウムのシルバーリーフです。
ところが、今日近くのホームセンターでコウムのピューターリーフという品種を見かけました。コウムにも、何種類かあるようですが、シルバーリーフとピューターリーフが同一の物かどうかは分かりますか?