2008年6月28日土曜日

今年の梅雨は空梅雨かな?と思わせるほど雨が降りません。今月には入って雨が降ったのは2~3日でしょうか。でも明日は雨になると予報では言っています。



空梅雨とは入っても日中はムシムシと嫌な気候です。そんな中、ついに出ました。!



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クリスマスローズに軟腐病が発生しました。多分出るだろうなと思っていました。



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2~3日前から鉢土に湿り気があるのに日中はクターッとして生気の無い症状が出ていましたから。



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茎を引っ張って見ると「スポッ」と地際部で抜けてやや乳白色がかったドロッとした状態と異臭が見られます。



こうなると速やかに処分するしかありません。予感がしていたと言うのはこの株去年の暮れにお店で買い求めた「シルバームーン」と言うヨーロッパからの輸入株です。使ってある用土がピートモスを使用してあるため(日本に輸入する時は土がついていると禁止されるので、ピートモスは輸入が認められていて又ドイツ、オランダ、などではピートモスで栽培しているのでそのまま日本に輸入できます。)多分、日本の夏は無理だろうなと思っていました。4株購入した内の1株がご覧の状態・・・・・・・・・。



花生産者である私はピートモスをよく利用するのですがオールマイティ(万能用土)ではありません、クリスマスローズに関してはあまり好みではありません。私のクリスマスローズ(ヘラボレス)の用土に対する考えは2008年4月2日のブログをお読みください。http://matsuura-engei.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/index.html



病気つながりで今時発生し易いのを二つばかり・・・、



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アッツザクラに「白絹病」です。(中央左と右部分の白くなっている部分)もう少し経つと



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この様にゴマ粒の半分ぐらいの大きさの菌核を作ります。こうなるとなかなか厄介。特殊な病気ではなくなんにでも出る多犯性の菌です。



もう一つ



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こちらは私のキッチンガーデンのきゅうりの葉っぱです。白く粉を吹いたようになっているのが「ウドンコ病」です。



こちらも一般的な多犯性の病菌です。



病気に対しては適正な管理で「健康な植物を育てる」ことと、怪しいと思ったら適正農薬の予防散布でしょうか。



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